この度は豆富問答のホームページに辿り着いて頂き誠にありがとうございます。
代表の星野です。
豆富問答は豆富の移動販売を通じて
希薄になりつつあるリアルな人間同士のかかわりあいを大切にしています。
同世代、異世代を問わないコミュニケーションを商いを通じて深めていきたい!
そんな思いを行動にうつした移動販売店です。
きっかけはコロナでの自粛期間
今までに経験のない対人交流の規制を経験した事は私に大きな影響をもたらしました。
これを機に、人とのコミュニケーションの
大切さを再認識した方も多いはずです。
人と関わりあえることが当たり前ではなくなる時が来るとは思いもしていませんでした。
豆富の移動販売を思いついたのは
落語・講談との出会い
豆富問答の元ネタは落語の蒟蒻問答というお話です。
とても有名なお話で、保健所に許可申請をする際にもしかして落語からとりましたか?
と男性職員の方に言われた事を
今でも思い出します。
落語では色々な商人が登場しますが、これが人間味があふれるというかなんとも応援したくなるような登場人物が多く憧れました。
語り手の力なのでしょうが
その人物像がよく伝わってきます。
講談では神田伯山の鹿政談という話が特に好きでよく聞いているのですがこちらは豆腐屋のお話です。
真面目な奈良の豆富屋と鹿、不正にまみれた
政治を正す川路聖謨が登場する名作です。
こういった落語や講談が昨今ではまた人気がでているようです。
落語や講談は人と人との掛け合いがメインで構成されています。
現代よりも圧倒的に不便で貧困が当たり前であった時代の話であるのに、憧れを覚える瞬間があるのは私たちの中にSNSではなく、リアルな人とのつながりへの欲求が隠されているから
、、、なのかもしれないと思う今日この頃です。
豆富問答は豆富を通じて人との繋がりを大切に致します。
この活動を通じて少しでも皆様の活力になれば幸いです。
豆富問答 星野